ひきこもりながらお金を得る ~新米在宅ライターブログ~

「ネットが繋がる環境でどこでも生きていけるようになりたい」と決意してしまったアラサー女は在宅ライターとしてひきこもり生活はじめました

片づけられなかった私が物を減らせるようになった理由

私は「ミニマリスト」というわけではありませんが、昨年から物を減らしまくっています、そして極力増やさない。

今年も大掃除も兼ねて特にここ数日で捨てまくり、捨てまくりで、また減りました。

物が減って部屋や机がスッキリすると結構気持ちがいいものです。

現在、どれくらいモノがないかというと引っ越しするときにちょっと大きめのダンボール3箱くらいで足りそうかなというくらいの量です。

アリさんマークの引っ越し屋さんとかに頼まなくても、宅急便とか、ゆうパックでいけるかんじですね。

こんな私ですが、昨年のある時期までは「片づけられない女」でした。これはもう幼いころからの天性の才能みたいなレベルで。

片づけられない、ゴミ部屋だけど物の位置はなにげにわかるのでまぁいいやってかんじでした。

それに小さいころからだったから「これが自分」と諦め感も強かったのです。

そんな私がなぜ物を減らせるようになったのか

昨年、ヨーロッパをバックパッカ―として旅をしていました。

海外は何回か旅行したことあったけど数カ月バックパッカ―として旅行するのは、はじめてでした。

もともと海外旅行へ行くときお土産のことも考えていつも数日でも特大のスーツケースでいっていた私。(なぜかお土産をいれる前から使わない物つめこみまくり)

しかし数カ月ともなると、ときには悪路や長い階段もあるわけで特大のスーツケースなんてもっていけない。

・・・でどんなバックでいったのか?

結局は機内持ち込みも可能なキャリ―とリュックになる2WAYバック+リュックで行きました。そして物は極力減らしていこうとガイドブックから必要なページだけキリとっったりしました。

ガイドブックはタブレッドにスキャンする方法もあるんですが、アナログ人間なので紙のガイドのほうがおちつくのでこのやり方でよかったと思います。タブレッドいつも起動しているのも盗難とかなんか心配だし、途中でバッテリー切れたら不安になるもの。

服もなるべくかさばらないもの、コンパクトにしやすいものを重視して選びました。特にユニクロのフード付きウルトラダウンジャケットはまさに神アイテムでした。それでも服や化粧品関係とかで結構パンパンになりましたね。

だって女の子だもん。一応ね…

 

実際はじまってみると

ヨーロッパは結構石段とか坂道とかあるところも多くて、ホテルとかすぐに主要な交通機関からたどり着けるとこだといいんですが、遠いと結構キツイものです。しかも貧乏旅行なので、なるべく徒歩でいけるところは気合でいっていました。

というか駅から5分とか書いてあっても迷えば5分どころか20分くらいうろうろしていることもありました。とくに安宿は大きな看板もなくひっそりとたたずんでいるところも多いんですよね(-_-;)

そのときやっぱ荷物が多いとキツイ、キツイ、キツイ!!!

そしてバックパッカ―として日がたつにつれ…

ちょっとよく考えて。ここは海外、誰も私を知っている人なんていないじゃない。

誰も私を見ている人もいないじゃない。たまにアジア人に謎の偏見をもっている方以外は!!

ってことで美容や服はもう気にしなくなってきて、次第に必要なしと判断したものはあげたり、捨てたりするように。

そして途中でなくなったものや壊れたものも、必要なければ追加で買わないようになりました。

最初はシャンプー、ボディソープ、コンディショナーをもっていたのに、最終的にはシャンプーで全身洗うようになりました…

メイク道具も日焼け止めとファンデ、リップクリームくらいでよしとなりました。

服も数日きてからまとめてコインランドリーで洗い、乾燥機にぶっこめば乾くし。

べつにファブっといて次の日も同じ服でもいいやってかんじに。

少し位乾ききってなくても着ていれば乾く、下着は風呂場で洗って部屋で干せばいいし。

途中経過でお土産関係ととっていきたいガイドや観光情報系の書類とかは一番安い種類の国際便で送ってしまってさらに荷物を減らしました。

その結果、帰国後

私の行く前の荷物を知っている友人と帰国早々再会。私をみた友人は一言

「なんか行く前より減ってない?減ってるよね、おかしくない!?」

とりあえずどんな生活を送っていたか語る私。笑いながらもちょっとドン引きぎみな友人。

とりあえずバックパッカー中に思ったこと。

「思っていたよりも生きていくのに本当に必要な荷物ってあまりないのかも、うん。」

「これからも、身軽に生きたい。」

そんなこんなで自分の部屋に帰って一番にやり始めたことが掃除というか物を捨てはじめたことでした。

もちろん使えるものは売ったりあげたりしました。

そして物をあまり買わなくなりました、というか買う前にもっと考えるようになりました。

前は安いものとかだとすぐに買ったりしましたが、今重視しているのは値段以上に、「本当に必要」か「必要じゃないか」になりましたね。

そして物が減ってわかったことは、物さえなければ散らかすこともないということでした。いままでゴミ部屋になるレベルで物を貯めこんでいたということです。

それにはなんだか物を手放すことへの説明が難しいような「不安」があったのだと思います。もっていないと何かおこったとき困るみたいなかんじですかね。

ただ物を減らしながら旅をしている間に実際トラブルやアクシデントが起こっても自分の力でなんとかなったみたいなのが不安を自信に変えたのかもしれません。

「まぁなんか起こっても、なんとかなるか」みたいな、ただそれだけ、それだけで少し気持ちが変わりました。